訪問歯科に保険は使えるのか
訪問歯科に保険は使えるのか
歯科へ患者本人が行く事ができなくて訪問歯科診療を受けた場合にはその料金はどの程度になるのか割高となるのだろうか、また保険は使う事ができるのだろうかと不安に思っている人もいます。
治療費は病気や怪我で病院などへ行った場合は保険点数で表していることは知られていますが、訪問歯科診療でも同じようになっているのです。割高になると感じられるのは、歯科に限らず訪問診療になった場合に算定する項目があるということになりますがそれも大差はありません。通院と大きく違うのには訪問診療料の加算がありそれは保険適用の1割負担の方で1回の診療で最大1036点になることで、また訪問歯科診療では一部で介護保険で算定される部分もあります。全て保険適用範囲内での診療になり、往診に要する交通費などを負担することはないのでタクシーなどで歯科へ行くなどを考えると交通費代の負担の軽減になるのです。保険での支払いの割合はそれぞれにより違いがありますが、訪問歯科も同じ割合での支払いのみになります。
訪問歯科の料金は保険治療ができる
体が不自由な人にとって歯医者に通うことはとても困難で、治療したくてもできずあきらめている人もおられます。虫歯や歯周病がひどくなり、適切な治療ができていれば失わなくてすむ歯でも、簡単に失ってしまわれる方もおられます。また寝たきりの人など口腔内のケアがおろそかになり、全身に悪影響が出ていて病気を悪化させるケースもあるので注意が必要です。歯の問題は歯医者に通うのではなく訪問歯科を利用するという方法もあります。
家まで来て治療してくれることはとてもありがたく感じることですが、料金が心配な人もおられるでしょう。高額な治療費を請求されると生活に問題が出てしまうと誰でも躊躇するものです。訪問歯科は保険適用の治療ができるので普通の歯医者で行われる治療と違いはありません。しかしそこに数百円から数千円程度の上乗せ料金が発生します。誰かに何度も送り迎えを頼んだりタクシーを利用したりすることを考えるとそれほど高い金額ではないでしょう。